粉ミルク会社の儲けのためにアメリカが母乳育児のサポートをしなくなる?!




今までアメリカで二人の子供を母乳育児で育てたのですが、印象としては粉ミルクを使うママがやっぱり多いけれど、母乳にこだわっているママも沢山いるという感じで皆それぞれ仕事や環境や考えに応じて母乳か粉ミルクかを決めている感じでした。






母乳育児に対する理解や大切さがだんだんとアメリカ広まっているのを感じていた矢先、なんとアメリカが国際の会議の場で母乳育児をサポートしていく案に反対し、母乳育児をサポートすることに賛成した国に意見をアメリカと同じにするようにおどしをかけていたというのです!


ニュースの内容
”今年2018年5月に行われた世界保健総会でアメリカが、母乳育児を推進する決議案に強い抵抗を示し、母乳育児を推進することに賛成した国への報復(おどし)も示唆していたことが分かった。”
CNNニュースから引用:https://www.cnn.co.jp/world/35122141.html

皆さん、このニュースを聞いてどう思われるでしょうか。


アメリカが世界の大きな会議で母乳育児をサポートする案に反対するなんて、世の中どうなってしまったのでしょうか。そして母乳育児をサポートしていく案に賛成した国におどしをかけて考えを変えさせようとするとは…。アメリカの汚いやり方にショックをうけ強い怒りを感じます!

近頃、今年が本当に2018年なのか信じられなくなることばかり。正直トランプが現れてからとうもの人種差別的な考えが蔓延し弱者がどうなろうとどうでもいいみたいな、なんだかすごく昔の世界にタイムスリップしたようなそんな感覚になることばかりです。

決議案の内容は母乳育児のたいせつさを認めて、(粉ミルクなどの)母乳代用品を母乳よりもあたかも優れていて良いものかのように宣伝して販売したりするのを無くしていこうという内容でした。

明らかにアメリカの粉ミルク会社と政治が癒着して、政治家が粉ミルク会社の利益のために動いた悪い例。きっと政治献金とかお金のいろいろな裏事情があるのでしょう。

私の夫のおばあちゃんは現在70代のアメリカ人ですが、そのおばあちゃんが子供を育ていた頃は、アメリカでは粉ミルクの方が栄養価が高くて母乳よりも優れてるといわれていたそうです。っというかそういう風に粉ミルク会社が粉ミルクを売るために宣伝していて、粉ミルクをたくさん売ってお金をたくさん儲けていたのでしょう。

そんな遅れた国のアメリカは最近やっと母乳育児の大切さを正しく世の中に広める国になり、私がアメリカの病院で出産したときは母子ともども裸になり赤ちゃんを産んだ直後、直接肌をあわせておっぱいをすわせるという母乳育児のサポートを看護師の方にしてもらいました。入院中は産んだ赤ちゃんが私のベットのずっとそばにいて、いつでも母乳をあげられる配慮も完璧でした。

そして病院だけでなく色んなアメリカ政府関係の子育てサポート施設でいかに母乳育児がすぐれていてママにも赤ちゃんにもよいかということを教育されたのを覚えています。

でも今回このニュースを見て明らかにアメリカが悪い方向に向かっていることにショックを受けました。

究極の資本主義に歯止めがきかなくなり金と政治が癒着して、正義や真実ではなく金で政治が動く世の中。

そして世の中のモラルもそれにどんどん影響されて壊れていくという悪循環…。

うそみたにな話だけれど本当にこんなことがアメリカで起きているというのが恐ろしい今日この頃です。




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