同じ子供なのに日米真逆の評価が!

 昨年の一年間だけ、我が子たちは日本の幼稚園に通園した。そして今年からは米国の幼稚園に転園して米国で暮らしている。


アメリカの幼稚園に通ってからというもの、驚きにも我が子の先生からの評価がとても高い。今日もメールで、ほんとうにいい子だと先生からメールが届いた。


私が驚いた訳は、日本にいる時は面談や手帳に頑張っているしいいとこもあるけれど、こんな問題点が、、、的な指摘が毎回あったからだ。

具体的には

・何か作業をしている時にお友達と話し出したらすることを忘れてしまう。

・運動会の練習で恥ずかしいのかふざけてしまう。

こんな指摘があった。


米国の先生のコメントはお世辞なのだろうか。でもアメリカはお世辞を生徒にわざわざ言うような文化はない。問題点については速攻指摘される教育システムである。おんなじ子供が国が違うだけで評価も変わることがどうもあるらしい。ほんとうにびっくり!


やはり文化の違いが大きいのかもしれない。アメリカは普段のコミュニケーションで自分の感じていることを言葉で表現するし、授業内容もプレゼンを幼稚園からやったり先生との対面式でも自主的に手を挙げてクラスに参加し意見を発することが重要視される。

そこで我が子が日本の幼稚園で問題になっていたお友達への興味とコミュニケーション能力が、積極性や自主性を重んじる授業スタイルやプレゼンに向かって高評価につながっているのかもしれない。

それから勉強はほとんどiPadやパソコンを使って行われているらしくて、そういう機器も好きなのかな?


我が子の強い自主性傾向とフレンドリーなカジュアルコミュニケーションは団体を基盤にした協調性を重んじる日本社会ではネガティブにうつるのかもしれない。


運動会の練習でふざけてしまうのは本当に恥ずかしかったのだと思う。我が子はなんと運動会の開会式で宣誓の役割を与えられていた。2歳ぐらいから人前でなにかするのをすごく恥ずかしがって白めになって頭がしろくなってそうなことがよくあったので、宣誓はたださえ人前で大きな声をだすのが恥ずかしかったに違いない。

もしそうだとしたら、それが我が子が恥ずかしいと感じたのだから恥ずかしがるのが自然であってそれでよかったなと思ったりする。


アメリカに来て学んだ大好きな言葉がBe yourself.  Be who you are.

自分自身でいることの大切さ。そのままの自分で自然体でいることの美しさ。である。


子供たちにもいつも自分自身であることを大切にしてほしい。自然体でいて人と接することを愛する我が子の個性がすごく大好きだ。





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